カリキュラム

第1年次(L1)

第1年次基本科目[ 必修 計28単位 ]

 第1年次生(法学未修者)を対象とする必修科目です。基本7法のうちの6法(憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法)について、基礎的な知識を修得します。第2年次以降、法学既修者と合流し、さまざまな科目を履修するにあたって必要となる基本・骨格の部分を徹底的に身に付けることを目的としています。

憲法/民法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/刑法/商法/民事訴訟法/刑事訴訟法

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学修支援科目[ 第1年次生対象 1単位 ]

 法学未修者が第1年次基本科目の学修に円滑に取り組めるよう、第1年次の前期に開講される科目です。具体的な法分野に即して裁判手続や法的な考え方などを学ぶ「法律基礎演習」を通じて、法学に関する基礎的な知識を修得します。多くの学生は、あわせて、法情報の収集・調査・分析の方法を学ぶ「リーガル・リサーチ」(実務基礎科目)も履修しています。

法律基礎演習

第2・3年次(L2・3)

第2年次基本科目[ 必修 計2単位 ]

 第2年次生を対象とする必修科目です。基本7法のうちの行政法について、第2年次後期以降の科目の履修に必要な基礎的な知識を修得することを目的としています。

行政法

基幹科目[ 必修 計28単位 ]

 第2年次生を対象とする必修科目です。事例演習や判例分析を中心として、第1年次または法学部で修得した基本的知識を具体的な法的紛争の文脈で実践し、裁判実務などにおける適用のあり方を立体的・複合的に学ぶことを目的としています。研究者教員および実務家教員が連携して担当し、理論と実務の双方の観点から、実体法と手続法を総合的に学びます。

基幹憲法/基幹行政法/基幹民法/基幹刑法/基幹商法/基幹民事訴訟法/基幹刑事訴訟法

応用基幹科目[ 第2・3年次生対象 各2単位 6単位まで ]

 基本7法に関し、第2・3年次生を対象にして開講される選択科目です。基本科目・基幹科目を通じて修得した理論的基礎を確実に定着させ、事案分析能力、論理的思考力、法解釈能力などを向上させるとともに、応用的・発展的な理論上・実務上の問題に取り組む能力を養うことを目的としています。

応用憲法/応用行政法/応用民法/応用刑法/応用商法/応用民事訴訟法/応用刑事訴訟法

基礎法・隣接科目[ 各2単位 4単位以上選択 ]

 法と哲学、法と歴史学、法と社会学、法と経済学、法と政治学といった、隣接学問領域との関係において法の持つ意義を学ぶための科目です。これらの科目を履修し、法の基層部分を改めて考えることにより、視野を広げ、法学全体を体系的に理解するためのさまざまなアプローチを知ることができます。

日本法曹史演習/西洋法曹史/実務法理学/実務外国法/現代アメリカの法と社会/法と経済学/外国法文献研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

実務基礎科目[ 必修 計10単位 選択必修4単位以上 ]

 主に、豊富な実務経験を有する実務家教員が担当する科目です。実例ないし事例を素材として、これまでに身に付けた法的素養を実務においてどのように発揮するかという、より実践的な側面を意識しながら、法律問題の解決に必要とされる能力と技能を高め、将来的な仕事への関心を育むことを目的としています。

必修科目(計10単位)
法曹倫理/民事要件事実基礎/民事・行政裁判演習(第3年次生対象)/刑事裁判演習(第3年次生対象)
選択必修科目(各2単位)
リーガル・クリニック/ローヤリング/エクスターンシップ/模擬裁判(第3年次生対象)
選択科目(各2単位)
リーガル・リサーチ(第1年次生対象)/民事法発展演習Ⅰ・Ⅱ/刑事実務基礎演習/刑事実務演習
展開・先端科目[ 選択必修4単位以上 計16単位以上選択 ]

 先端的・学際的・現代的・国際的分野を対象として開講される科目です。これらの科目を、自らの関心に応じて自由に選択し履修することによって、さまざまな分野における法のダイナミズムを実感するとともに、将来法曹として活躍するために必要な、広い視野と専門性を養うことができます。

司法試験選択科目対応科目(選択必修4単位以上)
環境法Ⅰ・Ⅱ/租税法基礎/実務租税法/経済法Ⅰ・Ⅱ/倒産法/応用倒産法/実務労働法Ⅰ・Ⅱ/知的財産法Ⅰ・Ⅱ/知的財産法発展/国際法発展/国際法発展演習/実務国際私法Ⅰ・Ⅱ
その他の科目
医事法/金融商品取引法/金融法/企業法務演習/民事執行・保全法/社会保障法/実務知的財産法/少年法・刑事政策/地方自治法/多様性社会と法演習/リサーチペーパー(第3年次生対象)

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