法科大学院入学試験第2次選考・法学既修者コース(法学専門科目筆記試験)における出題ミスについて

 平成21年11月21日に実施した標記の試験において、下記のとおり出題ミスがあり、受験生の皆様には大変なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びいたします。この出題ミスに関して、以下のように措置しましたので、ご報告いたします。

○ミスの内容

 民法第2問小問4、「アからオまでの記述のうち、誤っているものの組み合わせを示したものを、1から5までのうち1つ選びなさい」という設問において、問題文冒頭の「A男はB男と兄弟であり、C女はB男の子である」との設定が包括的に過ぎるため、アからオの記述のうち、正誤の判断を問うには妥当ではないと考えられるものが複数存在し、当該問題は、正誤問題として妥当性を欠くことが判明したものです。

○講じた処置

 本設問に関しては受験者の不利にならないよう、受験者全員を正解とすることといたしました。

○今後の対応策

 上記のミスは試験問題作成者の確認ミスによるもので、法科大学院では、ミスの経緯・対応をあらためて確認するとともに再びこのようなことがないよう、問題作成体制及びチェック体制について早急に見直しを行い、再発防止に万全を尽くすことといたします。

 受験生の皆様には、多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。


(お問い合わせ先)
  東北大学法科大学院  院長 坂田  宏
    TEL 022-795-6185

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