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学習方法・教育の特色

特色1 少人数教育

tokusyoku_1.jpg 25名(1年次)及び40名(2年次)を標準とした少人数教育を行います。第1年次科目と第2年次基幹科目の授業では、学生は固定席に座り、教員は学生の顔写真が入った座席表を持って授業に臨みます。大学の大講義室というより中学・高校の教室を思い浮かべて下さい。教員が学生一人一人の名前と顔を把握しているので、教える側も教えられる側も親密度や緊張感が高くなります。

特色2 ソクラテス・メソッド

tokusyoku_2.jpg 対話型双方向授業に伴う、授業の予習・復習のための課題を出します。対話型双方向授業の実践も、7年度目を迎え、より一層の充実を目指して取り組んでいます。事前の十分な予習が不可欠ですから、毎回の授業ごとに、インターネットを通じた教育研究支援システム(TKC)を通じて、予習の課題を明確に示すようにしています。
 また、メール等による質問も随時受け付け、授業外でも双方向となるように心がけています。

特色3 授業評価

 授業の質を向上させるために、学生による授業評価アンケートと教員による授業参観に基づく相互評価システムを導入しています。前者は、当該科目の最終回に受講学生にアンケートを記入してもらうものであり、後者は、他の教員が事前に授業の概要を理解した上で授業を参観し、その感想をアンケートとして提出するというものです。両者の集計結果及び自由記述欄の意見は、授業改善の基礎資料として活用しています。

特色4 オフィス・アワー制

tokusyoku_3.jpg 教員と学生との間の密度の濃い対話を通して、教員は学生の理解の度合いを確かめるとともに、個々の学生の資質や将来の希望を把握することにより、履修科目選択の方向性についてアドヴァイスします。

特色5 成績評価

 成績評価に関しては、厳格に採点しています(100点を満点とし60点以上を合格とする)。授業中の解答や発言、課題に対する取り組みも成績評価の重要な要素となります。また、課題の講評を通じて、学生諸君は現在の自分の成績状況を知ることができます。

特色6 試験の講評

tokusyoku_4.jpg 教員は、科目を履修した学生全体の理解度・達成度の概況について、履修学生に講評を行います。成績評価の客観的基準については、成績評価・修了認定に際して考慮すべき項目について一定の客観的基準を設けています。

教育体制の充実

 東北大学法科大学院では、平成22年4月1日より、実務の第一線でご活躍の先生方を客員教授としてお迎えして、理論と架橋した法曹実務教育を強化することにより、「優れた法曹」を養成する教育体制を、更に充実いたしました。

今井功教授(実務民事法担当)
現職:TMI総合法律事務所顧問、元最高裁判所判事、元東京高裁長官
関根攻教授(リーガル・クリニック、企業法務演習I担当)
LL.M.(Harvard LawSchool)
現職:長島・大野・常松法律事務所顧問、元長島・大野・常松法律事務所パートナー
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