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法曹への道を目指して

 入学までに十分な法学知識を修得していない者(法学未修者)は3年間で、既に十分な法学知識を有している者(法学既修者)は2年間で、それぞれ法科大学院の課程を修了することが前提とされています。入学申請時に2年間での修了を希望した者については、法学(基本的な科目)に関する筆記試験(必須)及び法科大学院法学既修者試験(任意)の成績によって、法学既修者としての入学を認め第2年次からの科目履修を認めます。その他の者については、法学未修者として第1年次からの科目履修となります。

 

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第1年次科目
 第1年次は、第2年次以降の学習を効率的に行うため、法学の基礎的な知識を修得します。憲法、行政法、民法I、民法II、民法III、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法という最も基本的な法律科目がすべて必修科目として提供されます。




第2年次・第3年次科目
 第2年次以降には、法科大学院の学生すべてにとって必修となる科目―基幹科目および実務基礎科目―が配置され、将来法曹として活動するために必要不可欠な法曹実務の基本について、2年をかけて重点的な教育が行われます。また、学生は、以上の必修科目を受講すると同時に、基礎法・隣接科目群及び展開・先端科目群の中から、将来における自己の専門性を見据えて、自由に科目選択し履修することができます。
process_graph.gif L1科目 L2科目 L2・3科目
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