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ジェンダー法・政策研究叢書第11巻
『世界のジェンダー平等』(辻村・戸沢・西谷編)
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研究成果をまとめた「ジェンダー法・政策研究叢書」(全12巻)を出版する計画を実施し、第11巻『世界のジェンダー平等』を東北大学出版会より平成20年3月に刊行しました。 東北大学出版会(2,200円+税) 全国書店にて好評発売中です。 [問い合わせ先] 東北大学出版会 http://www.tups.jp |
目次
はしがき | 辻村みよ子 | |||
第一部 | ジェンダー平等をめぐる国家と法 | |||
第1章 | I | 女性の地位,男性の国家 | キャサリン・A・マッキノン (中里見博訳) |
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II | マッキノン報告に対するコメント | 角田由紀子 | ||
III | キャサリン・マッキノン講演「女性の地位,男性の国家」 | 岡野八代 | ||
第2章 | I | ナショナリズムとジェンダー | 上野千鶴子 | |
II | 市民・欲望・暴力──上野千鶴子「ナショナリズムとジェンダー」への応答 | 竹村和子 | ||
第3章 | I | 中国における「法の支配」とジェンダー平等 | 朱 暁青 (堀見裕樹訳) |
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II | 朱報告に対するコメント | 植木俊哉 | ||
第4章 | I | 国連,ジェンダー,平和維持活動:ジェンダー主流化に対する一批評 | サンドラ・ウィットワース (戸澤英典訳) |
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II | ウィットワース報告に対するコメント | 土佐弘之 | ||
第二部 | 政治の領域とジェンダー平等 | |||
第5章 | I | 固定化を超えて:人種,ジェンダーと(不)平等に対する保護をめぐる新しい地平 | キンバリー・W・クレンショー | |
II | クレンショー報告に対するコメント | 有澤知子 | ||
第6章 | I | 政治参画,人間の安全,「ジェンダー教育」についての視角:イタリアにおける事例 | マリリーサ・ダミーコ (岡本 寛訳) |
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II | イタリア女性の政治参加──課題と提言 | スザンナ・クレペリオ・ベラッティ (竹田香織訳) |
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III | ダミーコ教授レポートおよびヴェラッティ報告に対するコメント──フランスの経験との対比による示唆── | 糠塚康江 | ||
第7章 | I | カナダにおける法とジェンダーの新局面 | ナタリー・デ=ロズィエ (石上敬子訳) |
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II | デ=ロズィエ報告に対するコメント | 中里見博 | ||
III | カナダ下院議会における女性の代表側とケベック州議会における女性の代表制 | マノン・トランプレー (室井麗子訳) |
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第三部 | 契約・家族とジェンダー平等 | |||
第8章 | I | 契約法におけるジェンダー平等 | スーザン・エンメネッガー (青山 薫・新川量子訳) |
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II | エンメネッガー報告に対するコメント | 河上正二 | ||
第9章 | I | 地中海沿岸のアラブ諸国の家族法におけるジェンダー平等 | レナ・ガナジェ (岩本 学訳) |
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II | ガナジェ報告に対するコメント:男女平等と日本家族法 | 水野紀子 | ||
第四部 | ジェンダー平等政策の展開 | |||
第10章 | I | 韓国におけるジェンダー平等立法 | 金 善旭 (蘇 恩瑩訳) |
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II | ジェンダー平等促進のための政治的リーダーシップ | 猪口邦子 | ||
III | キム報告と猪口報告に対するコメント | 浅倉むつ子 | ||
第11章 | リプロダクティブ・ヘルス/ライツをめぐるポリティックス | 大海篤子 | ||
第12章 | 韓国における性暴力犯罪被害者に関する法的権利の保護 | 蘇 恩瑩 | ||
第13章 | ドイツのジェンダー法と政策──概要 | ウルリッヒ・ローマン (樺島博志訳) |