卒業後の進路は?

 東北大学法学部の卒業生は、大学時代に身につけた幅広い経験と深い思考力を生かして、企業、官公庁(国家公務員ないし地方公務員)、法曹界(弁護士・裁判官・検察官)、学界等で大いに活躍されています。ここでは、各界で活躍されている卒業生の声を聞いてみることにしましょう。

卒業生の声

講義・ゼミやサークルなど、可能性を広げてくれるものがそろっています。

新村晃一

新村晃一(2005年卒業)

大学院:
2007年 法科大学院修了
職 業:
司法修習生

 私は2005年に法学部を卒業し、2007年に東北大学法科大学院を修了しました。現在は司法修習生として、法曹(弁護士・裁判官・検察官)の仕事を実際に研修している最中で、具体的には、弁護士事務所での法律相談、裁判所での判決作成、検察庁での被疑者の取調べなどを行なっています。どの仕事も、実際に起きた事件を扱うので緊張しますが、大きなやりがいも感じています。
 私は、大学3年のころ、民法と民事訴訟法のゼミに所属していました。ただし、当時の私は法律にはあまり関心がなく、ゼミに入ったのも特に理由はありませんでした。しかし、ゼミで判例を素材にして先生や他のゼミ生と議論を繰り返していくうちに、社会で起きる様々な紛争の解決において法律が重要な役割を果たしていることを実感しました。この経験により、私は、法律を専門的に扱う仕事をしたいと思い、法曹を志しました。
 また、法学部内のサークル活動を通じ、一生付き合える友人たちと出会えたことも、大学時代の忘れられない思い出です。
 最後になりますが、法学部には、優秀な先生の講義・ゼミからサークルまで、入学された皆さんの可能性を広げてくれるものがそろっています。皆さんには、これらを十分活かして充実した学生生活を送って欲しいと思います。

ゼミで学んだ法的・論理的思考が日々活かされています。

山田いずみ

山田いずみ(1999年卒業)

職 業:弁護士

 私は、1999年3月に大学を卒業しましたが、そのまま司法試験浪人生活を送り、2003年11月に司法試験に合格、2005年10月からようやく弁護士として働き始めました。
 大学時代の友人が各分野で活躍する中、浪人生活は精神的につらいこともありました。しかし、組織などにとらわれることのない弁護士という仕事が魅力的であったこと、結婚・出産をしても続けられる仕事に就きたいと考えていたことなどから目標を見失わず乗り切ることができたと思います。
 弁護士としてはまだまだ始まったばかりですが、耐震偽装問題や消費者問題に関わらせて頂き、忙しいながらも楽しく充実した日々を過ごしています。これからも様々な事件、社会問題に取り組む中で、社会正義の実現・人権擁護という弁護士の使命の一端を担えればと考えています。
 大学の授業やゼミでの議論(私は河上ゼミ、水野ゼミでした)で学んだことは、弁護士業務で重要な法的・論理的思考、妥当な結論を導くことに活かされていると日々感じております。これらの能力は弁護士だけでなく、あらゆる職業にとって有用であると思います。これから東北大学に入られる高校生の皆さんも、先生方、友人とともに学び、充実した大学生活を送られることを期待しています。

卒業生の主な就職先(2002年〜2008年)

○製造業 サントリー、キリンビール、東レ、豊田合成、ファイザー、塩野義製薬、神戸製鋼所、新日鉄、トヨタ自動車、三井造船、富士通、日本IBM、東芝、東北パイオニア
○電気 東北電力、東京電力、中部電力、北海道電力
○運輸 JR東日本、JR西日本、遠州鉄道、日本航空
○マスコミ・出版・
  通信・広告
朝日新聞社、宮崎日日新聞社、新潟日報社、新潟放送、第一法規出版、NTTデータ、電通
○銀行・証券・保険 日本政策投資銀行、国際協力銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ、七十七銀行、八十二銀行、静岡銀行、岩手銀行、商工中金、農林中央金庫、野村証券、大和証券、第一生命保険、日本生命保険、三井住友海上火災保険、東京海上日動火災保険
○情報サービス・
  シンクタンク
帝国データバンク、インテリジェンス、大和総研
○その他 日本赤十字社、日本郵政グループ
○公務員 外務省、農林水産省、厚生労働省、法務省、国土交通省、総務省、宮城社会保険事務局、仙台国税局、東北財務局、宮城県庁、秋田県庁、青森県庁、山形県庁、福島県庁、群馬県庁、福井県庁、新潟県庁、警視庁、埼玉県警、仙台市役所、川崎市役所、金沢市役所、横浜市役所、裁判所

など

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